広島弁護士会所属 福山市の弁護士森脇淳一

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近況(2021年1月1日)

2021.01.01

恭 賀 新 春
 新年にあたり、時節柄、特に皆様のご健康とご多幸を祈念いたします。
 令和三年元旦
(近況等)
 昨年は、コロナ禍の中にあっても「来る者は拒まず(拒めず)」の精神で対応したせいか、離婚に絡む事件(婚費、養育費、面会交流は勿論、荷物引取の立会まで)、相続、交通事故、破産や個人再生、そして種々の損害賠償事件に加えて若干の労働者側事件等、種々の事件の相談及びそれに伴う受任事件で非常に多忙な日々を(今も)送りました。また裁判官時代にも感じていた成年後見の制度設計上の問題の想像を超える根深さを知り、私のホームページで指摘したところ、全国から相談者がみえ、本年は訴訟等を通じてその問題にもメスを入れたいと、夏の酷暑や多忙のため放置気味だった畑作業及びコラムの連載再開とともに誓っています。

 

 以上が、昨年末に、従前から年賀状をやりとりしている親しい(といっても、かつて、であって何十年もお会いしていない方がほとんど)方々にお送りした年賀状の文面である。
 私の近況としては、これに尽きている感がある。
 コラム再開を誓ってはいるものの、この年末から年始にかけての休業中も、溜まってしまった依頼事件についての申立書や訴状、係属事件についての準備書面や証拠の作成をしなければならない状況にあることに加えて、昨年末には、来訪予定の依頼者から身近にクラスターが発生したので事務所来訪を遠慮するという電話が入ったりして、コロナ禍はひしひしと近辺に忍び寄っている感があるし、まずは権利救済・権利擁護を求める依頼者の案件のことが頭に上るので、司法に関する私の主張や私の過去のことについて文を綴るような落ち着いた気持ちになれそうにない。
 そこで、せめてもと考え、近況のご報告をさせていただいた次第である。