このコラムは、比較的最近弁護士として働きだした私が日々感じたこと(エッセイ)のほか、これまでの人生の半分以上を裁判官として過ごしていた間に私が司法制度や裁判実務、裁判所及び裁判官について考えたこと(司法制度論、裁判官論)並びにその基礎となった、私が裁判官になる前及びその後の出来事(半生記)などを書き綴ったものです。
特に、司法制度論や裁判官論については、できるだけ多くの国民の皆さんに裁判所や裁判実務の実情を知ってもらい、よりよき司法の実現に資したいという思いから書いています。したがって、できる限り専門用語や特殊用語、職業用語(ジャーゴン)は避けたいと思っていますが、その分、法曹関係者にとっては正確を欠くと思われる記述となる可能性もありますが、ご容赦ください。
所詮、自己満足にすぎないものであることは十分理解しているつもりですが、ご興味のある方はお時間の許す限りお読みくだされば幸いです。
私のコラムを読んでくださっている人の便宜のために、新しく書いたコラムの表題に「New」をつけるようにして頂いたのですが、「New」のマークは、公開後1か月間付くそうです。ですので、1か月に2個以上コラムを公開すると「New」のついたコラムが2個以上現れることになります。そこで、今後は、できる限り「New」が2個以上つかず、しかし、1つもないのは寂しいことから、おおむね1か月に1つずつコラム公開することを目標にしようと考えています(2019年6月9日付記)。
そろそろまた司法制度や裁判官について書きたいと考え、いくつか草稿を書いたのですが、正確を期そうとすると公開を決断するまでには至らず、最後のコラム公開から1か月が経過する2019年11月末の公開は断念することにしました(同月29日付記)。
先日審判のあった比較的困難な国選事件で疲弊したこと、その間に溜めた仕事を片付けなければならないことに加え、2020年5月1日付けコラム(コロナ禍の下での近況)でも書いた事情もあるので、しばらくコラムの更新は「延期」させていただきます(同月31日付記)。